2024明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉(現7位)は、9月18日(水)19時からフクダ電子アリーナで開催される天皇杯(JFA全日本サッカー選手権大会)準々決勝の京都サンガ戦に向けた囲み取材を行った。
直近に行われたJ2第31節のブラウブリッツ秋田戦では0-1で惜敗した千葉。今月21日には順位が一つ上のレノファ山口(現6位)との直接対決を控えているなか、ここでいい流れを取り戻したい。千葉の小林慶行監督は“全力でぶつかること”を強調した。
「秋田戦から山口戦までの3連戦が終わった後に、自分たちの見える景色が大きく変わると思っています。選手たちに伝えたことは、自分たちの持っている力をすべて京都さんにぶつけていこうという話です。その先の試合を考えず、目の前の1試合にすべてをぶつけなければ勝負にならないチームだと共有しました」
京都については「もともと強度の高いチームですし、いま結果も出ている勢いのあるチームです。選手たちの躍動感や走力・力強さが出ているタイミングで、自分たちはぶつかることになります」と警戒心を示した。
それでも指揮官は「自分たちの力を100パーセント出さなければいけない。普段から積み上げてきたサッカーをするしかないので、持っているパワーをすべてぶつける。天皇杯のFC東京戦や札幌(北海道コンサドーレ札幌)戦を経て、少しずつですが選手たちは自信をつけています」と、ここまで成し遂げてきたJ1食いを、京都戦でも見せたいと語った。
難しい試合になることは間違いないと思われるが、前節の敗戦を引きずらず、チャレンジャー精神をもって京都にぶつかるメンタリティーが求められる一戦だ。