首都圏でメディア・地域PR・広告などに関わる人達で構成する「鳥取の魅力発掘・発信に関する勉強会」が、「雛鳥プロジェクト」を2025年2月に実施します。
同プロジェクトは、首都圏在住のZ世代(18~25歳)で、鳥取に興味のない(なかった)人を対象にし、関係人口を創出することを目的としているといいます。
今回の滞在地は、同市用瀬町。滞在・交流しながら、文化の継承や魅力発信してもらうことも目的のひとつだそうです。
地域の行事に参加
雛鳥プロジェクトは、以下の2つの文化交流を中核にした企画です。
1つ目は鳥取市用瀬町に古くから伝わる「用瀬の流しびな」の保存・継続支援。
「用瀬の流しびな」は、毎年旧暦の3月3日に行う風習で、男女一対の紙雛を桟俵(さんだわら)に乗せて無病息災を願い千代川に流す行事です。
参加者は、保存会と一緒に桟俵作りを体験したり、Z世代目線でインタビューを行ったりする予定だそうです。同時に、地域文化の継承や発展のため、写真や動画撮影を行って「デジタルフォトブック」を作成する計画もあるとのこと。
2つ目は、「わらしべ長者体験」です。
「わらしべ長者」といえば言わずと知れた日本のおとぎ話のひとつ。1本の「わら」から次々と物々交換を繰り返し、やがては大金持ちになった若者の話です。
その“物々交換”を通じて、地域の人たちと出会い、地域の魅力を参加者自身のSNSで発信してもらう目的があるとのことです。
2泊3日のスケジュール
「雛鳥プロジェクト」の開催スケジュールは、2025年2月8日(土)~11日(火・祝)の2泊3日。
東京から鳥取までの往復交通費・宿泊費は主催者負担ですが、その他の移動費や食費・施設入館料などは参加者負担となります。
定員は4名程度、10月13日(日)までに専用申込フォームかメールで申込みを受付中です。
<参照>
地域の伝統文化や暮らしに関心があるZ世代の若者・学生大募集! 鳥取の関係人口を創出する雛鳥プロジェクトを開催します