9月14日開催の明治安田J1リーグ第30節で、上位争いのライバルであるサンフレッチェ広島に引き分けた鹿島アントラーズ。2種登録選手である17歳FW徳田誉の活躍に注目が集まるなか、ゴール裏の一部サポーターによる行動が波紋を呼んでいる。
Xでは、鹿島所属の選手たちが広島戦後にホームのゴール裏にむけて挨拶する時の様子が拡散。黒色のTシャツを着た男数名がゴール裏最前列の柵を超えて、片手に大旗を持っているほか、不満を爆発させるかのように、ひとりの男が左手に持っていた大旗をピッチレベルに投げ捨てている。
この10秒程度による動画が拡散される中、ゴール裏団体『IN.FIGHT(インファイト)』への批判が殺到。「インファイトは見苦しい」「大旗を投げるとか、サポーターが熱いとか以前の問題でしょ…」といった声が挙がっているほか、「師岡柊生が怒っていた」「師岡選手とインファイトが口論になったのを、三竿健斗が止めていた」という情報も飛んでいる。
また他クラブのファン・サポーターとみられるSNSユーザーからは「他クラブだと無期限入場禁止処分ですよ」「物の投げ込みで一発アウト」という指摘も。鹿島サポーターからも、インファイトのメンバーに対する処分を求める声が挙がっている。
県立カシマサッカースタジアム開催の鹿島対広島では、2023年4月1日に行われたJ1第6節でも問題行為が発生。鹿島サポーターがアウェイ席のセキュリティエリアへ侵入し、会場運営を妨害したとして処分を受けていた。