インテル(インテル1部)が、リール(フランス1部)に所属するカナダ代表FWジョナサン・デイビット(24)の獲得に興味を示しているようだ。
デイビッドは2020年8月にヘントからリールへ完全移籍。高い決定力とスピードを武器に加入初年度からリーグ・アンで2桁ゴールを記録してクラブのリーグ制覇に貢献すると、今季はリーグ・アン34試合で19ゴール4アシストを記録した。
イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、すでに来夏に目を向けているインテルは来夏にフリーとなるデイビットの状況に注目しているという。カナダ代表FWはリールと契約延長に向けて交渉を行なっておらず、インテルは新契約の締結阻止を目指しているようだ。
ただ、今夏にはチェルシー(イングランド1部)からの関心も浮上していたデイビットにはユベントス(イタリア1部)やナポリ(同1部)、ミラン(同1部)を含んだイタリア複数クラブが関心を示している模様。そのため、インテルは海外クラブとの交渉が解禁となる1月上旬に個人合意に達したいと考えているようだ。
なお、デイビットは「いくつかのオファーはあったけど、何も結論は出ていない。クラブとコーチと話し合い、リールに残ることを決めた。今は何が起きてもおかしくない。僕はその立場にいる。契約最終年だけど、来年どうなるかはこれからだね。僕は何事にオープンだし、プレミアリーグに限定しているわけじゃない。どのリーグもエキサイティングだね。今は延長の可能性について話し合っているところだ。どうなるかみてみようよ」と語っている。