レアル・マドリード(スペイン1部)が、所属するスペイン代表DFダニエル・カルバハル(32)との契約延長に向けて動いているようだ。
マドリード下部組織出身のカルバハルはバイエル・レバークーゼンへのレンタル移籍を経験して、2013年年夏に復帰以降は不動の右サイドバックとしてレギュラーに君臨。昨季は公式戦41試合に出場して6ゴール5アシストの数字を残して、クラブのラ・リーガ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献した。
スペイン『マルカ』によれば、今夏に開催されたユーロ2024では母国の優勝にも大きく貢献してタイトルを総なめにしたカルバハルに対して、マドリードは契約延長オファーを準備している模様。同選手は32歳であることから単年契約での延長オファーになるという。
また、カルバハルはマドリードが自身の居場所であると考えており、30歳以上の選手には単年契約というクラブの方針も完璧に理解しているようだ。選手陣営はゼネラルダイレクターを務めるホセ・アンヘル・サンチェス氏と会談を行うようだ。
なお、マドリードは左サイドバックのレギュラーでもあるフランス代表DFフェルラン・メンディとの契約延長にも近づいている模様。2025年夏に契約満了を迎えるメンディはカルロ・アンチェロッティ監督からの信頼も厚く、2027年夏までの新契約を結ぶという。チームが攻撃的なことから守備面でのバランスをもたらしているメンディを必要不可欠な選手だと考えており、近日中に正式発表があるようだ。