古橋亨梧 写真:Getty Images

 プレミアリーグのマンチェスター・シティが、スコットランド1部セルティックで活躍するFW古橋亨梧の獲得を2024年夏の移籍市場で検討していたようだ。海外メディアの報道によると、この古橋をシティに移籍させる取引は完全に頓挫したわけではないという。

 シティは今夏、FWフリアン・アルバレスをスペイン1部のアトレティコ・マドリードに売却したが、その代わりとなる選手を補強していない。移籍市場の終盤に、古橋のプレースタイルや決定力の高さが評価され、クラブ内部でその獲得について話し合いが行われたといわれている。『Football Insider』は、シティは1月の移籍期間中にセカンドストライカーの不足を補う可能性があり、古橋は依然として候補リストに名を連ねていると報じた。

 定期的ではないが日本代表としても活躍している古橋は、セルティックでは137試合に出場74ゴールを記録するなど、その実力はすでに証明済み。しかし、29歳という年齢がネックとなり4年や5年の契約は期待できないだろうとも予想されている。

 また今2024/25シーズン、シティではFWアーリング・ハーランドがプレミアリーグ開幕3試合で7ゴールを挙げており、ペップ・グアルディオラ監督は現状の攻撃陣に満足しているようだ。FWフィル・フォーデンも「偽9番」としてプレーできるため、チームには複数の選択肢が揃っているとも伝えられている。

 古橋は今シーズン、ここまで1ゴール1アシストといまいち成績が伸びておらず、シティからの更なる関心を誘うためにはもう少し数字が必要かもしれない。