杉本健勇 写真:Getty Images

 大宮アルディージャ所属のFW杉本健勇は、今季ここまで好調をキープ。攻撃陣の中心選手として活躍しているが、同クラブOBの播戸竜二氏は杉本のパフォーマンスに満足していないようだ。

 播戸氏の公式YouTubeチャンネル『播戸竜二のおばんざい屋』では、9月9日に杉本、FW富山貴光との鼎談が公開。杉本が今季開幕前に同世代のガンバ大阪所属FW宇佐美貴史と食事したことを明かすと、「あいつはスーパースター」とG大阪の絶対的ストライカーを称賛。

 「アキレス腱を切ったり、大怪我をしてどうだろうと思っていたけど、今年はかなり調子が良い。キャプテンとしてチームを引っ張っているので、自分も一緒の舞台に戻りたいと思っている」と、真剣な面持ちで語った。

 しかしG大阪OBでもある播戸氏は、宇佐美がキャプテンを務めていることに注目。杉本に「キャプテンやったら良いのでは?もう少し責任を持って。常に甘えているからさ」とツッコミを入れている。

 そんな杉本は今季ここまでリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で9ゴールをマーク。それでも播戸氏は「20(ゴール)はいきたいやろ?21試合で9ゴールって、悪くはないけど…」と問いかける。これに同選手が「2試合に1ゴールでないといけないと(思っている)」と返すと、播戸氏は「38試合だったら19ゴールくらい。そう思うと、まだちょっと…」とさらなる高みを求めたほか、今季ハットトリックを達成していないことに触れた上で、「その辺が甘ちゃんだな。2点目、3点目取りにいかないと」と発破をかけた。

 なお現在32歳の宇佐美は、リーグ戦28試合の出場で9ゴール6アシストを挙げている。杉本がJ1の舞台でG大阪の絶対的ストライカーと張り合うことを、多くのファン・サポーターが期待しているはずだ。