町田ゼルビアOBで、ブンデスリーガでのプレー経験を持つ鄭大世氏は、9月14日にインターネット動画配信サービス『U-NEXT』のプレミアリーグ中継で解説を担当。一部の発言が話題になるなか、ブライトン所属の日本代表MF三笘薫とかつてバイエルン・ミュンヘンの両翼を担っていた“ロベリー”(アリエン・ロッベンとフランク・リベリー)に関する過去のコメントが注目されている。
VfLボーフムやケルンに在籍していた同氏は、現在解説者として活躍。インターネット放送局『ABEMA』のプレミアリーグ中継では、「ミトマーチ」という表現で三笘の活躍を称えたことで注目を集めるなど、日本代表選手に熱視線を送っている。
そんななか、鄭大世氏は14日に行われたプレミアリーグ第4節のボーンマス対チェルシーでも解説を担当。日本時間早朝キックオフの一戦で、試合中に三笘やブライトンに言及することもあったが、ネット上では「日本人選手のいるクラブの話ばかりで面白くない」「鄭大世の解説はABEMA向け」「日本人プレミアリーグ勢の全員がブライトン好きなわけではない」といった否定的な意見も挙がっている。
するとX上では、2023年の公式戦における鄭大世氏の発言内容が話題に。「ブンデスリーガでプレーしていたロベリーは凄くない」「三笘はプレミアリーグでプレーしているから凄い」という主旨のコメントを残していたというが、これに対して「ロベリーはバイエルン・ミュンヘンをUEFAチャンピオンズリーグ優勝に導いているけど…」「ロッベンはプレミアでも活躍していた」「リベリーなんて、メッシとロナウドいなかったらバロンドール獲っているけど…」といった疑問の声が。「三笘を評価しすぎ」という指摘も飛ぶなど、バイエルンOBと日本代表ウインガーの比較を巡って議論が白熱している。
町田所属のパリ五輪U23日本代表FW藤尾翔太による「PK直前の水かけ行為」や、町田のプレースタイルへの批判に対して「ポゼッションのチームがピッチに水撒くのも審判が制御しなきゃダメだよね?」などと、疑問を投げかけていた鄭大世氏。この発言を巡っても賛否含めて様々な意見が飛ぶなど、同氏への注目度が高まっている。