ブラジル代表招集歴のあるFWガブリエウ・バルボサ（ガビゴル）は、現在ブラジル1部CRフラメンゴでプレー。同選手のSNS投稿をきっかけに日本行きの憶測が飛び交っているほか、鹿島アントラーズ所属MFターレス・ブレーネルがJリーグ挑戦を勧めている。
現在28歳の同選手は、ブラジル1部サントスで頭角を現すと、2016年8月にセリエAの強豪インテルへ完全移籍。同年開催のリオデジャネイロオリンピックでブラジル代表を優勝に導くなど、鳴り物入りで欧州挑戦を果たしたが、イタリアサッカーへ適応できず。ポルトガル1部ベンフィカへのレンタル移籍を経て、2018年1月にサントスへレンタル移籍により復帰。翌2019年にフラメンゴへ移籍している。
そのフラメンゴでは、主力選手として2022シーズンのコパ・リベルタドーレス（南米選手権）の優勝に貢献した一方、2023年4月にブラジル・ドーピング規制当局による検査を拒否。ドーピング規約の違反に当たるとして2年間の出場停止処分を受けたが、スポーツ仲裁裁判所（CAS）が処分保留としたことにより、今季も公式戦でプレー。ブラジル1部リーグでは12試合に出場しているが、ハムストリングの負傷もありスタメン出場はわずか1試合だ。
同選手とフラメンゴの契約は2024シーズン終了後までだが、ブラジルの移籍市場に精通しているマルコス・ブラガ記者は、9月12日に「フラメンゴとガビゴルが契約更新する可能性は低い」とリポート。シーズン終了後に契約満了でチームを離れる見込みだという。
そんななか、本人は15日にインスタグラムを更新。包帯が巻かれた自身の右手をアップしているが、包帯に日の丸が描かれていることから、「日本でプレーするつもり？」「Jリーグに来るのか！？」といったメッセージが殺到。日本のサッカーファンからもJリーグ挑戦を望む声が挙がるなか、ターレスは日本国旗の絵文字を添えた上で「幸せになって来て」と勧誘している。
