ラ・リーガ第5節が日本時間9月15日に行われ、開幕から連勝中の首位バルセロナが今2024/25シーズンUEFAチャンピオンズリーグ(CL)へ出場するジローナと対戦した。
途中出場のFWフェラン・トーレスが出場時間わずか17分間で退場してしまい、バルセロナは86分から10人での戦いを強いられることに。しかし残りの時間を耐え抜いて4-1で勝利し、記録を開幕5連勝に伸ばした。同日に勝利したアトレティコ・マドリード(対バレンシア3-0)とレアル・マドリード(対レアル・ソシエダ2-0)は2位につけ、バルセロナとの勝ち点差は4となっている。
試合は序盤からバルセロナが攻勢を強める。30分、ジローナのビルドアップに綻びが生まれ、ゴールキックから横パスを受けたジローナDFダビド・ロペスがペナルティエリア内からドリブルを開始。横からプレスをかけていたFWラミン・ヤマルがインターセプトに成功し、そのままGKパウロ・ガッサニーガとの1対1を冷静に沈め、バルセロナが先制に成功する。
なおも37分、左サイド深くで獲得したフリーキック。FWハフィーニャの左足から繰り出されたクロスがFWロベルト・レヴァンドフスキに当たると17歳の神童ヤマルが密集をすり抜くシュートを打ち抜き、バルセロナが追加点。2点リードする形で前半を折り返す。
後半早々の47分、横パスを受けたDFジュール・クンデが左足に持ち替えながらフィードを前線に供給。裏へ抜け出したMFダニ・オルモがダイレクトで右足を振り抜いたボールがネットに突き刺さり3点目。64分には味方のスルーパスに走りこんだMFペドリが相手GKとのタイミングを上手く外し、ゴールに流し込み4点目とした。
このままでは終われないジローナは80分、チームの点取り屋でもあるクリスティアン・ストゥアニに1点を返し反撃。しかし86分に前述のトーレスの退場劇がありながら、バルセロナが4-1で勝利した。