トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFフェルミン・ロペス(21)の獲得に興味を持っていたようだ。
2016年にバルセロナの下部組織へ加わったフェルミンは、リナーレスへのレンタル移籍を経験して昨夏にレンタルバックを果たすと、今年1月にトップチームへ正式昇格。2列目からの積極な飛び出しやパンチのあるミドルシュートを武器に昨季は公式戦42試合で11ゴールを記録した。
今夏にはユーロ2024のスペイン代表メンバーに選出されると、パリオリンピックでは6試合で6ゴールを記録して母国の優勝に貢献したフェルミン。スペイン『レレボ』によれば、トッテナムは複数クラブからの関心を集めていたというフェルミンの獲得に尽力するつもりだったという。
しかし、バルセロナはスペイン代表MFをチームの重要な選手とみなしていることから手放すつもちは毛頭なかった模様。そのため、いかなる交渉も打ち切っており、8月下旬に2027年夏までの新契約を結んでおり、契約解除金も4億ユーロ(約62億4000万円)に設定されている
なお、昨季限りで解任されたシャビ・エルナンデス監督に代わって今季から指揮を執るハンジ・フリック監督のもとでバルセロナは開幕から唯一の4連勝を達成しており、第5節では昨季シーズンダブルを喰らったジローナと対戦予定。今季は合流が遅れたことからここまで途中出場3試合となっているフェルミンはメンバー外となっている。