その後、自分のサオに念願のヒット。しかしあろうことか10m巻き上げたくらいでスポっとバレてしまう。このことを船長に相談してみると「通常のタチウオ釣りとは違いアタリがあってからも、しっかり口の中に仕掛けが入るまで一呼吸おいてからアワセを入れる。ドラグは3kgぐらいの緩めに設定して巻き始めたら巻くのを途中で絶対に止めないこと」と教えてくれた。
ドラゴン7尾浮上で大満足
それから1時間後にアタリが再来。今度はアドバイスを守りながら慎重に上げていった。船長からギャフ掛けしてもらい無事に手中に収めたのは167cm3kgの「錦江湾ドラゴン」。恥ずかしいこととうれしさで指と足がガクガクと震えてしまった。これを皮切りにドラゴンの群れ?が入ったようで続いてあちこちでヒット、なんと「錦江湾ドラゴン」4尾連続キャッチとレアなシーンに出くわしたが、予報よりも天気が早く崩れだし、すぐに納竿、帰港となった。
錦江湾ドラゴンゲット(提供:週刊つりニュース西部版APC・中田清治)
実釣3時間の短い釣りではあったが、船中7尾の「錦江湾ドラゴン」がキャッチされ、気分は上々で大満足。同船者たちはそれぞれバラシが何回もあり悔しい思いをしたようで必ずリベンジを果たしたいとのこと。
180cm超え特大サイズ(提供:週刊つりニュース西部版APC・中田清治)
海晴丸では11月末まで「第6回錦江湾ドラゴンタチウオダービー」開催中、上位入賞者には素敵な賞品もあり、秋に向かて高確率でドラゴンが狙えるので釣ってみたい人はぜひ錦江湾で挑戦してみてほしい。
<週刊つりニュース西部版APC・中田清治/TSURINEWS編>