緊急時の対応策も事前に考えておくことが重要です。バイクトラブルや事故、体調不良など、様々な状況を想定し、対処法を把握しておきましょう。ロードサービスの連絡先や近隣の病院情報をスマートフォンに保存しておくのも有効です。また、基本的な工具や応急修理キットを携帯することで、小さなトラブルにも対応できます。

こまめな休憩と給油

ソロツーリングでは他のライダーが居ないため、休憩の切っ掛けが取りづらく、長時間の走行になりがちです。自分が思うよりも疲労は蓄積していると考えましょう。事前に決めたポイントで休憩という場合だけでなく、運転時間を意識して、一定時間ごとに休憩を取ることをおすすめします。休憩時には、自分の疲労や身体の状態の確認だけでなく、交通情報の確認や天候もチェックしましょう。

給油に関しては、バイクの燃費と走行距離を考慮し、計画的に行うことが大切です。一般的に、タンクの半分を使用したら給油するのが良いでしょう。特に山間部や田舎道では、ガソリンスタンドが少ないことがあるため、事前にルート上のスタンドをチェックしておくと安心です。

また、休憩時には水分補給も忘れずに行いましょう。夏場は日焼けだけでなく、特に脱水症状に注意が必要です。コンビニエンスストアや道の駅を利用すれば、給油と休憩、そして軽食の摂取を同時に済ませることができ、効率的です。

こまめな休憩と給油を心がけることで、長距離走行による疲労を軽減し、より安全で楽しいソロツーリングを実現できます。初心者ライダーの方は特に、無理をせず、ゆとりを持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

初心者に優しい道の駅コース

初心者ライダーにとって、道の駅を巡るコースは格好の選択肢です。安全で快適な走行が可能な上、充実した施設が整っているため、ソロツーリングの練習にも最適です。

多くの道の駅は、主要道路沿いに位置しているため、道に迷う心配が少ないので安心です。また、駐車場や休憩スペースが広く確保されているので、バイクの取り回しも余裕を持てます。また、清潔なトイレや飲食スペースは、長時間の走行で疲れた体を癒すのに最適です。地域の特産品を扱う売店も多いため、その土地ならではの味覚を楽しむこともできます。