日本サッカー協会(JFA)は9月12日、10月26日に国立競技場で行われる国際試合「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」で、なでしこジャパン(日本女子代表)の対戦相手が韓国女子代表に決まったことを発表した。ベスト8で惜しくも敗退したパリ五輪後の初試合として注目を集めていることを象徴するかように、サポーターからは様々な声が上がっている。
また、パリ五輪でなでしこジャパンを率いた池田太元監督の退任が8月21日に発表され、現在は後任を選定中。日本サッカー協会女子委員長の佐々木則夫氏は、この強化試合に人選が間に合えば理想だと話しており、新たな指揮官の船出となるのかにも注目の試合だ。
最新のFIFAランキング(8月16日更新)で、7位のなでしこジャパンに対して韓国は19位。格下と思われる相手との戦いの決定に、JFAの公式Instagramでは不満を募らせるコメントも見られる。「いい試合を期待、メンバーは海外組なのかなぁ…」「協会は何考えてる、弱い韓国じゃ強化にならない」「韓国戦なら国内組だけ臨みましょう」「ヨーロッパのチームと対戦すべき」
なでしこジャパンには、2024女子バロンドールにノミネートされたMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)、欧州で絶賛されている期待の19歳MF谷川萌々子(ローゼンゴード/スウェーデン1部)などを中心に強力な選手が揃っており、2027年のFIFA女子ワールドカップでの優勝にも期待がかかっている。