電話・ネット詐欺対策アプリ「Whoscall(フーズコール/運営・Whoscall株式会社)」は、9月3日(火)から危険なウェブサイトへのアクセスを即座に警告するという新機能「自動Webチェッカー」を導入しました。

巧妙化が進むネット詐欺

生成AIが普及したことから、精巧な偽ウェブサイトが急増。なかでもインターネットバンキングの偽サイトに誘導し、IDやパスワードを盗み取るフィッシング詐欺などが横行しているといいます。

金融庁の発表によると、2023年11月時点の被害額は80.1億円と過去最多を記録したそうです。

また、SNSで投資をうながして金銭を騙し取る「SNS型投資詐欺」も増えており、警察庁は、2024年1~7月の被害総額が約580.4億円に上ったことを公表しています。

同社によると詐欺サイトへの誘導経路のおよそ半数は、バナー広告などのウェブサイトを経由していることがわかっているそうです。

金融庁|フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングによる預金の不正送金被害が急増しています。

警察庁|令和6年7月末におけるSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について

危険サイトへのアクセスをブロック

巧妙なネット詐欺の急増を受け、同社は電話・ネット詐欺対策アプリの「Whoscall」に、利用者を危険から守るための新機能「自動Webチェッカー」を搭載。

アプリをダウンロードして設定するだけで、無料で利用が可能です。

同機能は、詐欺の可能性のあるウェブサイトにアクセスすると即座に警告を表示し、危険なウェブサイトと気づかずにアクセスすることを防ぎます。

「Whoscall」ってどんなアプリ?

「自動Webチェッカー」の機能を搭載するアプリ「Whoscall」は、世界で1億ダウンロードを超える実績を持つという台湾発のスマートフォンアプリです。