こうした臨床試験を含む評価を踏まえ、HighmarkはRelieVRxを保険適用した最初の民間医療保険となった。これにより、中等度から重度のCLBPと診断された18歳以上の医療保険加入者は、事前承認なしで医療機関からRelieVRxの処方を受けられるようになる。

AppliedVRの共同創設者兼 CEOであるMatthew Stoudt氏は「没入型治療は、痛みに対する身体の反応を再構築する可能性を秘めています。数十年にわたる臨床証拠に基づくRelieVRxは、その可能性を明らかにするもの。当社は今後も、業界のスタンダードを更新し続けるために、さらに大規模な証拠の構築に注力する」と語った。

(文・Haruka Isobe)