“虎ハンター”のニックネームで80年、90年代に活躍したプロレスラー・小林邦昭さんが9日に亡くなったことがわかった。享年68。突然の訃報を受け、武藤敬司氏がXで追悼メッセージを贈った。

■1992年にがんが発覚

小林さんは1972年に新日本プロレスへ入門。当時絶大な人気を博していたタイガーマスク(=佐山聡氏)のライバルとして活躍し、80年代後半〜90年代は反選手会同盟(後の平成維震軍)に加入し新日本プロレス正規軍と激しい抗争を繰り広げた。

しかし1992年に大腸がんが発覚し、その後肝臓、肺に転移。2000年に引退し、以降は新日本プロレスのスカウト部長、道場管理人などを務めていた。