トヨタは2024年9月6日、2026年導入予定の次世代電気自動車への搭載を目指している次世代電池(パフォーマンス版)と、全固体電池の開発・生産計画について、経済産業省から「蓄電池に係る供給確保計画」として認定されたと発表した。

トヨタ 次世代BEV向け電池と全固体電池の開発で経産省から認定を受ける
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

今回認定された計画は、次世代電池(パフォーマンス版)のプライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)での生産、プライムアースEVエナジー(PEVE:10月トヨタ・バッテリーに社名変更)での生産、固体電池の開発・生産計画の3点となっている。

トヨタ 次世代BEV向け電池と全固体電池の開発で経産省から認定を受ける
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

経済産業省が定める「蓄電池に係る安定供給確保を図るための取組方針」は、経済安全保障推進法に基づき、特定重要物資として指定した蓄電池に関して、蓄電池、その素材、製造装置の生産基盤強化を図るというものだ。

蓄電池製造産業は大規模な装置を必要とする産業であり、大型設備への大規模投資が必要となる。設備業界や材料メーカーなどサプライチェーンを含む日本の蓄電池産業として、製造能力と技術を維持・向上するため、政府から最大で約1178億円の支援を受けることになる。

提供・AUTO PROVE

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