太陽光発電の導入で「電気代月平均1万円以上」の人が約2割減少
続いて、実際の電気代についても調査しています。「太陽光発電導入前の電気代は月平均いくらくらいでしたか?」の質問に対し、最も多かった回答は「5000~1万円未満」の34.9%でした。次いで2位が「1万~1万5000円未満」の30.2%、3位が「1万5000~2万円未満」の16.0%、4位が「2万~3万円未満」の7.5%、5位が同率で「5000円未満」と「3万円以上」の5.7%という結果となりました。
さらに、この結果を踏まえて「太陽光発電導入後の電気代月平均」についても質問しています。
「太陽光発電導入後の電気代は月平均いくらくらいですか?」という質問に対して、最も多かった回答は、導入前と同じ「5000~1万円未満」でしたが、9.4ポイント増えて44.3%の割合に。2位も導入前と変らず「1万~1万5000円未満」でしたが、こちらは7.6ポイント減り22.6%、続く3位は導入前5位だった「5000円未満」で12.2ポイントプラスの17.9%と、全体的に高い価格帯が減り、低い価格帯が増えていることがわかります。
これらの結果を比較してみると、太陽光発電導入前は月の電気代に1万円以上かかっているという回答が合わせて59.4%であったのに対し、導入後は合わせて37.7%と、21.7ポイントも減少していることが判明しました。
7.5%が「月の電気代が0円だったことがある」と回答
さらに、「太陽光発電を導入してから、月の電気代が0円だったことはありますか?」と質問したところ、7.5%が「ある」と回答したこともわかりました。
電気を全く使わずに生活することは考えられない現代社会において、月の電気代が0円というのは驚きです。それだけ効果を感じられる家庭もあるということですね。