マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、セビージャ(スペイン1部)に所属するU-23スペイン代表DFフアンル(21)の獲得に興味を持っているようだ。
セビージャ下部組織出身のフアンルは、202112月にトップチームデビューを果たすと、2022年夏からはミランデスへのレンタル移籍を経験。昨季は果敢な攻撃参加を武器としたプレーで右サイドバックを主戦場に公式戦37試合で1ゴール3アシストの数字を残すと、今夏に開催されたパリオリンピックでも母国の優勝に貢献した。
スペイン『アス』によれば、アンダー世代のスペイン代表活動に参加しているフアンルが出場したU-21スコットランド代表戦にユナイテッドはスカウトを派遣した模様。同選手にはレアル・マドリード(スペイン1部)も数ヶ月前から目を光らせている状況だという。
また、今季はインテリオールでプレーするなど中盤でのプレーが増えているフアンルとセビージャの現行契約は2026年夏までとなっており、契約解除金は2000万ユーロ(約31億2000万円)に設定されているとのこと。ただ、セビージャは同選手との新契約締結を検討しているようだ。
なお、スペイン人DFにはボーンマス(イングランド1部)を含む複数のプレミアリーグクラブが関心を示しており、1000万ユーロ(約15億6000万円)以上のオファーを出したクラブもあるようだ。複数クラブからの関心も注目も浴びている同選手だが、移籍することはあるのだろうか。