自賠責保険料:バイクの所有者が、万が一の事故に備えて加入する保険です。車検と同時に軽自動車税の納税証明書が必要です。軽自動車税は年額で、排気量に応じて異なります。

その他の費用

その他の費用には、以下の費用が含まれます。

整備費用: 車検前に必要な整備や修理が行われる場合、その費用が別途かかります。例えば、ブレーキパッドの交換やタイヤの交換などが該当します。

部品交換費用:車検の際に、交換が必要な部品がある場合、工賃とは別にかかる費用です。

検査代行手数料:車検を自分で受けずに、車検専門業者やディーラーに代行してもらう場合、代行手数料がかかります。これには検査費用や手続きに関するサービス料が含まれます。

その他の費用は、バイクの状態や車検を受ける場所によって異なります。

車検の手順

ユーザー車検

ユーザー車検とは、バイクの所有者が自分で車検を行うことです。ユーザー車検は、業者に車検を依頼するよりも費用を抑えることができますが、自分で検査を行う必要があるため、ある程度の知識や経験が必要です。ユーザー車検の手順は以下の通りです。

  1. 準備
    車検証と自賠責保険証明書:現在の車検証と自賠責保険の証明書を用意します。
    軽自動車税納税証明書:税金の納付証明書を準備します。
    整備記録簿:修理やメンテナンスの記録です。
  2. 事前点検
    バイクのブレーキ、タイヤ、ライト、ウィンカー、エンジンなどを確認し、必要な修理や調整を行います。車検前に整備が必要です。とくにヘッドライトの光軸は注意しておきましょう。
  3. 予約
    最寄りの運輸支局(陸運局)で車検の予約をします。オンラインや電話で予約します。
  4. 検査場に持ち込む
    指定された日時に、必要書類(車検証、自賠責保険証明書、納税証明書、整備記録簿)とバイクを持参します。
  5. 車検場で用意する書類を揃える
    検査場に受付がありますので、各種書類に記入します。手順や必要な書類が分からない場合は、職員の方に相談すれば教えてもらえます。
  6. 費用の支払い
    印紙代や車検手数料など、法定費用を支払います。
  7. 検査を受ける
    検査場でバイクの検査を受けます。ブレーキ、ライト、タイヤ、排気ガスなどをチェックします。
  8. 合格・車検証の受け取り
    検査に合格すると、新しい車検証と検査標章が発行されます。問題がなければ貼り替えましょう。
  9. 書類の更新
    新しい車検証を車両に大切に保管しましょう。