9月9日(月)に発表された「iPhone16」。日本では、予約注文が9月13日(金)から、販売は9月20日(金)から開始します。

Apple社製品の海外価格を調査する価格比較サイトNukeniが、「iPhone16」のオンラインAppleストア発売価格を9月10日(火)に調査し、その結果を公開しました。

最も安い国は?

Nukeniによれば、日本のiPhone16の発売時価格である124,800円は、世界で3番目に安いといいます。

最も安いのは、アメリカの最低税率地域(※)での価格となる118,435円で、続いて中国が120,476円だったそうです。

iPhone15の発売時価格は、1位が中国、2位がアメリカ、3位が日本という結果だったそうで、今回、1位と2位が入れ替わるという結果になりました。

iPhone12以降、毎年値上がりしていた日本のiPhone。iPhone16シリーズでは、全てのモデル・ストレージ容量で、旧世代にあたるiPhone15シリーズから価格が据え置きとなっているようです。

最低税率地域とは

アメリカでは商品売買の際に、購入者に課せられる売上税(Sales Tax)の管轄が各州政府となります。そのため、課税対象商品や非課税商品、すべての売上税率は各州や地方自治体が自由に決定。税率は0~7.25%と州によって異なります。

この調査では、通信社を問わないSIMフリー版の、最低税率が定められた州での販売価格を指すようです。

JETRO(日本貿易振興機構)|米国・税制

※アメリカ価格の注意書きはNukeniのQ&Aを出典

最も高い国は?

一方で、iPhone16が高い国はどこでしょうか。

最も高くなった国は、272,700円だったというトルコという結果に。続いて、ブラジルが199,624円、ハンガリー158,990円だったといいます。