パルマ所属の日本代表GK鈴木彩艶は、9月11日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選第2戦(対バーレーン代表)でフル出場。中国戦につづき見せ場がほとんど無かった一方、欧州屈指の若手GKとして知名度を高めている。
国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー』は9月10日、公式Xアカウントにて「23歳以下であるGKの市場価値トップ10」を紹介。プレー時間、出場した試合のレベル、成績などから独自に算出した市場価値に基づいてランキング付けを行っている。
これによると、ブライトンでMF三笘薫とチームメイトのGKバルト・フェルブルッヘンが5730万ユーロ(約89億9000万円)でトップ。2位にチェルシー所属GKフィリップ・ヨルゲンセンが4390万ユーロ(約68億9000万円)でランクインしているが、鈴木は1390万ユーロ(約21億8000万円)で9位だという。
浦和レッズの下部組織出身である鈴木は、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)の正守護神として活躍すると、2024年7月にパルマへ完全移籍。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、パルマからSTVVへ支払われる移籍金は750万ユーロ(約12億9000万円)。ボーナスは250万ユーロ(約4億3000万円)であるという。パルマでもレギュラー定着が期待される鈴木だが、早くも同選手の市場価値が移籍金を上回っている。