かつてジェフユナイテッド千葉やレノファ山口を率いていたフアン・エスナイデル氏が、9月10日にインドネシア1部PSBSビアクの監督を解任。再びフリーとなっただけに、Jリーグ復帰の憶測が飛び交っている。
同氏は2017年からおよそ2年3か月にわたり千葉を指揮。極端なハイライン守備や白米を禁止する徹底した食事管理などで話題を呼ぶ中、就任1年目はJ1昇格プレーオフに食い込むなど結果を残したものの、翌2018シーズンは守備が崩壊し14位で終了。2019シーズンも開幕スタートダッシュに失敗し、3月17日に解任された。
千葉監督解任後はおよそ4年間にわたりフリーだったが、2023年6月に山口へ。監督就任当初はチームの立て直しに成功したものの、終わってみればJ3降格圏手前の20位。2024シーズンの契約更新を勝ち取れず、わずか半年でクラブを去っていた。
2024年4月に徳島ヴォルティスの公式インスタグラムアカウントをフォローしたことにより、一部から同クラブ監督就任が期待されていたエスナイデル氏だが、5月13日にPSBSビアクの監督に就任。しかし1部昇格1年目の2024/25シーズンに開幕から3戦全敗とつまづくと、クラブは第3節終了後に監督交代を決断している。
突如フリーとなっただけに、ネット上では「エスナイデルが解任された!」「千葉対山口の2週間前にフリーとなったから、またゲストとしてフクアリに呼ぼう」といった声が。「エスナイデルさんを狙うJクラブありそう」「エスナイデルさんは、日本に戻りたいと思っていそう」と、Jリーグ復帰を予想するコメントも見受けられるなど、同氏の今後に注目が集まっている。