メキシコで、野原を漂っていた球体が二人組の人間に変身し、やがて忽然と姿を消すという不思議な映像が撮影されて話題になっている。

 この奇妙な映像は9月頭にネットに投稿されたもので、8月22日の早朝、メキシコ国内のどこかに設置されていた監視カメラが捉えたものと言われている。

 問題の動画では、不可解な光景がモニターに映し出されたことで困惑した男性が一部始終を解説する音声も収録されている。それによると、空に突如現れたオーブ野原を横切るように浮遊した後、一人の人間のような形状に変化。すぐにもう一人の人影が出現し、2人組は数秒前まで無人だった野原を後にしたのだという。

 この動画はSNSに投稿されるや否や、わずか数日で数百万回再生されるほどの注目を集めた。当然のことながらネット上ではさまざまな説が出てきており、 異次元からの生物ないしは異次元に続くポータルが現れた瞬間を捉えたものだとする声や、エイリアンや幽霊が出現した様子を捉えたものだとする声が上がっていた。特に、心霊写真ではこのような光る球体「オーブ」が写るとその場に霊がいる証拠だと言われることが多い。だとすると、この映像は正しくオーブが幽霊の一形態である証拠だと言えるのではないだろうか?

 一方、懐疑的な見方をする視聴者たちからは、カメラの不具合か、巧妙に造られたフェイク動画のどちらかだろうとする推測が上がっている。

 果たしてこの映像に捉えられた現象の真相は?気になる人はぜひ動画を見て考えてみてほしい。

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文=田中尚(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

提供元・TOCANA

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