群馬県の地域課題に個々が取り組み、こなした仕事に応じて報酬を受け取ることができるDAO(分散型自律組織/くわしくはこちらから)を基盤としたコミュニティー「GALYEA(ガレア)」が誕生しました。

従来型の組織のようなトップダウン方式ではなく、メンバー全員が意思決定に携わることができる仕組みだといい、株式会社ローカルハーモニーと群馬地域活性化団体かんますべーが運営します。

活動サイクルの中心は「DAO」

GALYEAはブロックチェーン技術を活かした運営方式を取り入れています。DAOに加入したメンバーに対し、タスクとリワード(報酬)を提供。

メンバーは、報酬を得られるだけでなく、DAOで活動状況を広告することもできるといいます。

この構図には、明確なリーダーは見当たりません。特定のメンバーが仕事の内容を決めて、それを組織の下部に伝える……という旧来の仕組みとは異なります。

お祭りの運営から地域メディアの記事執筆まで

GALYEAから依頼される具体的なタスクは、農業の手伝いや地域のお祭りの運営、コワーキングスペースの運営、イベント企画、地域メディアのライティング作業など多岐に渡るそうです。

コミュニティーへの参加は、チャットサービスDiscordで登録するという方法を採用。実行報酬は、現時点では地元メニューの試食券、コワーキングスペース1カ月利用券、ローカルメディアでの特集記事掲載などが用意されています。

<参照>

群馬発!分散型自律組織DAOを活用したフラットな地域貢献コミュニティ「GALYEA(ガレア)」始動!