小説・エッセイ・短歌・絵本と多岐にわたる創作活動で注目を集めるという作家、くどうれいんさん。その創作の源泉には「日記」の存在があるといいます。
そんなくどうさんの日記をまとめたという書籍『日記の練習』(株式会社NHK出版刊)が9月19日に発売されます。
書けば生活がおもしろくなる
日々綴る短文日記は「日記の練習」であり、それをもとにしたエッセイが「日記の本番」だとくどうさんはいいます。
「日記本」の刊行は初めてだというこの書籍では、著者の生活と思考、さらに情動にもふれられるそうです。
また、「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」そうです。
日記を公開することについて、下記のように綴っています。
わたしの日記を公開することで、なんだこれでいいのか、こんなんでいいならわたしだって書ける、わたしのこれだって立派な日記だ!と思ってもらって、そうしていろんな人の日記が読めるようになったらいいなと思う。
~「日記の練習」をはじめます~抜粋
刊行記念トークイベント開催
10月4日(金)には書籍出版を記念して、エッセイストの古賀及子さんをゲストに迎え、本屋B&B(東京・下北沢)で対談形式のトークイベントが開催されます。
日記を書き続けてきたという2人が、日記について語り合います。
著者プロフィール
作家。岩手県盛岡市在住。1994年生まれ。
著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD刊)『コーヒーにミルクを入れるような愛』(株式会社講談社刊)、歌集『水中で口笛』(株式会社左右社刊)、小説『氷柱の声』(株式会社講談社刊)、創作童話『プンスカジャム』(株式会社福音館書店刊)、絵本『あんまりすてきだったから』(株式会社ほるぷ出版刊)など。
書籍情報
『日記の練習』
価格:1,870円(税込)
発売日:2024年9月19日(木)
出版社:NHK出版
<参照>
注目の作家くどうれいん、初の日記本『日記の練習』 9月19日発売決定・予約受付中