アメリカのニューヨークで活動する霊媒師や超能力者たちの活動を追ったドキュメンタリー作品『Look Into My Eyes』が公開され、注目を集めている。

 作中では能力者たちがクライアントのために深く親密なリーディングを行い、心理的なつながりや癒し、そして自分自身をよりよく見るための証人の必要性を明らかにする様子が描かれている。彼らのリーディングを受けた人達にもインタビューを行っており、霊媒師は本物だと断言する人もいれば、すべて詐欺だと確信する人もいる。このようにどちらか一方の視点を押し付けるのではなく、よりバランスのとれた全体的な印象を視聴者に与え、自分自身の考えを決める機会を提供している作品となっているのだ。

『Look Into My Eyes』はラナ・ウィルソン監督による作品で、今年初めのサンダンス映画祭で初めて公開された。彼はこの作品を “私たちの人生におけるアートとパフォーマンスの役割について考えるための招待状 “と表現している。

 批評家らの印象も非常に好意的で、特に愛する人を失って悲しんでいる人々に関する、このテーマへの繊細なアプローチを賞賛している。

『Look Into My Eyes』の公式予告編は以下の動画リンクからチェックできる。いずれ日本でも見ることができるようになると思われるが、気になる人は一足お先に見てみてはいかがだろうか。

予告動画

文=田中尚(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

提供元・TOCANA

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