9月8日、日本フットボールリーグ(JFL)第19節アトレチコ鈴鹿クラブ対ヴィアティン三重の「三重ダービー」が、四日市市中央陸上競技場で行われた。この試合でJ2の横浜FCから鈴鹿に期限付き移籍中のキングカズこと三浦知良が、JFL最年長出場記録を「57歳195日」に更新。しかし、この試合の解説を務めた79歳のサッカー評論家セルジオ越後氏とカズの衰えが指摘され話題をよんでいる。
3試合連続の途中出場となったカズは、同試合でフリーキック(FK)の機会がおとずれるとキッカーを担当したが、セルジオ氏は「カズはFKを蹴るふりをしている囮じゃないですか」などと、的外れなコメント。また、カズは1タッチプレーで流れを作ろうとしたが、試合のテンポを明らかに遅らせていた。
このベテラン2人に対してネット上では批判めいたコメントが見受けられた。
「(FKが)入ってれば、大ニュースだったろうけど、すごいシュートではないよね。やっぱ、球威がないよね」「走れないのはFWとして致命的。実況が色々とカズのことを無理に持ち上げるが、少なくともこの(YouTube)映像の中でセルジオは一切何も応えなかった。正しい反応であり、やはり思う事が多々あるからでしょう」
「カズも、セルジオも衰え隠せませんね」「引退試合のテンションで実況されてて草」「途中出場なのにかなりキツそう」「ドリブル全部取られ、ゴール前で立ってごっつぁん狙いの連発」「セルジオさん、風邪引いてるの?そっちの方が気になった」
試合は2-0で鈴鹿が勝利し、カズは自身が持つ最年長記録を更新したが、サッカーファンの見方は少し厳しいように見受けられる。