巷の話題は自民党の総裁選一色で、「あの候補は社会保障問題に切り込んだ」「この候補はそうじゃない」といった論評を、しばしば目にする。

しかし、単に「つけを取り立てますよぉ~」というだけではなくて、安易な「カネで問題が解決するふり政策」はもうしません、としっかり明言し、本当の意味でコロナ禍の(負の)政治を終わらせてくれるのは、誰なのか。

個人的に、注目するのはただその一点である。

結婚・出産増まで「カネで買える」とする コロナ由来の哲学で運営された政権が、やっと終わります。 つけの支払いは、むしろ始まりますが (写真は毎日新聞より)

編集部より:この記事は與那覇潤氏のnote 2024年9月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は與那覇潤氏のnoteをご覧ください。