2023年度のJ1リーグ王者ヴィッセル神戸が9月6日、2010年から行っているプロジェクト「GOAL for SMILE」の活動で神戸市内の小学校を訪問し、ボールを届けたようだ。
このプロジェクトは、神戸が公式戦(リーグ戦・リーグカップ戦・天皇杯)で上げた1ゴールにつき、サッカーボール4球を神戸市立の小学校に寄贈するというもの。クラブが創設から15周年を迎えた年にスタートしている。
今年3回目の実施となった6日には、14名の選手が神戸市内41もの小学校を訪問しボールを届けてきたことが神戸の公式サイトやSNSで紹介されている。選手たちが小学校を直接訪問してボールを届けることで、子供たちに夢を与えられる存在になることを目的に実施されているとのこと。
参加した選手はエースのFW大迫勇也をはじめ、MF飯野七聖、DFの中心人物マテウス・トゥーレル、海外経験豊富なMF井手口陽介、成長著しいFW宮代大聖、ベテランGK新井章太、MF佐々木大樹などを含む中心選手たちだ。
その状況を伝えたクラブの公式Instagramには「神戸市の小学校いいなぁ」「子供たち、目をキラキラさせて帰ってきました。ありがとうございました!」「子供達に夢を与えてもらうって本当に最高」などと、絶賛するコメントが溢れた。
J1リーグ戦も2024シーズン残り9試合となったが、神戸は首位のサンフレッチェ広島と勝ち点差3の3位という好位置につけており、逆転優勝への期待が日に日に高まっている。チームキャプテンMF山口蛍の負傷離脱を乗り越え、神戸市と一体となって優勝を目指せるのか?J1の再開が待ち遠しいところだ。