総裁選の大本命、小泉進次郎議員が立候補表明記者会見を行いました。

まだすべては見ていませんが、立ち振舞い・表現力などは圧巻で、さすがの一言でした。

政策面についてもライドシェア全面解禁はもちろんのこと、「解雇規制の見直し」に踏み込んだことは驚きでした。

選択的夫婦別姓も含めて「1年以内」に決着をつけると宣言したインパクトは、率直に大きいものだと思います。

会見する小泉進次郎氏 同氏Xより

一方で「1年位内」という力強い表明は、できないことは先送りするという事実の目眩ましでもあります。

全文を見ると「中長期的な課題」にも触れてはいるものの、その中に肝心要の社会保障制度については一切触れられていません。

年金や医療という明確かつ最大の我が国の課題について、一言も言及がないという点については、違和感を通り越してある種のメッセージを感じるのは邪推のしすぎでしょうか…。

今後、総裁選の中で議論が深まり、小泉進次郎氏のスタンスが明らかになることを期待したいと思いますが、社会保障制度改革に対して逃げ腰であるとすれば、やはり維新が力をつけるしかありません。

我々も来たるべき決戦に備えて、準備を加速させていきます。

編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年9月6日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。