■譲るべきか判断が難しい

席を譲ろうとして断られた経験のある20代女性は、「電車の中で、席を譲ろうとしたときの話です。高齢の男性に席を譲ろうと思い、声をかけたんですが、『大丈夫です』とやんわり断られてしまいました。私はその人が疲れているように見えたので親切心で声をかけたのですが、失礼だったのかもしれません」と話す。

それから席を譲るのを躊躇してしまっているようで、「後で考えてみると、もしかしたらその人が自分をまだ元気だと感じていたのもあると思いました。席を譲られることに、違和感を覚えたのかもしれませんね。それ以来、譲るべきかどうか判断するのが難しくなりました」と続けた。