日本代表は9月5日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選初戦、中国代表との試合で7-0の快勝を収めた。ゴールラッシュに沸いた中、セルティックに所属するFW前田大然も後半途中から出場しチーム6点目を決めている。
前田は、スコットランドリーグで代表合流前最後のゲームとなったレンジャーズ戦(9月1日3-0)でも1得点1アシストを記録するなど、それぞれのフィールドで高いパフォーマンスを発揮。その活躍ぶりに、セルティック専門サイト『CELTS ARE HERE』からも賛辞が送られている。
日本対中国戦の翌日、同メディアは「日曜日に行われたセルティックのグラスゴー・ダービーの勝利で先制点を決めた直後、前田はそのゴールスコアリングの勢いを国際舞台でも継続させた」と、評している。
その上で、「通常、日本代表では中央のポジションでプレーする前田だが、この試合ではセルティックでのクラブでのポジションと同様、左ウイングでプレーした。ベンチスタートとなった前田は、63分に日本がすでに4ゴールのリードを奪っている状況で投入されたが、その後87分に6点目を追加し、存在感を示した」と、中国戦でのプレーを振り返った。
他にも、ガラリとイメージが変わったビジュアルにも言及しており、「前田はピッチ上でのパフォーマンスに加え、髪の色を新しくしたことでも注目された。彼は以前のブリーチブロンドから、鮮やかなシルバー/パープルの色合いに変えて登場した」と綴っている。
W杯8大会連続出場へ向け勝ち点3を掴み、大量点も挙げるなど最高の形で最終予選初戦を飾った日本。多くのタレントが揃う中、自身の特徴であるスピードを生かして結果を残した前田のプレーにも引き続き大きな注目が集まる。