中国代表は9月5日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選初戦で、日本代表に0-7と大敗。試合後、SNSで拡散された中国代表サポーターによる罵声が波紋を呼んでいる。
中国は前半から自陣の低い位置で守備ブロックを敷いたが、12分にコーナーキックからMF遠藤航(リバプール)のヘディングシュートで先制を許すと、その後はMF三笘薫(ブライトン)、MF南野拓実(ASモナコ)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、FW前田大然(セルティック)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)にゴールを奪われた。
DFティアス・ブラウニングやFWフェルナンジーニョなど、帰化選手4名を起用したものの、不発に終わった中国。同国の複数メディアは「日本との地力の差は歴然」などと、日本に対して白旗を上げるような内容で最終予選初戦の内容を伝えている。
一方、6日にSNSで投稿された1本の動画では、「ニッポン、ニッポン!」と叫びながら盛り上がる日本代表サポーターに対して、中国人が「バカ」と連呼。瞬く間にSNS上で拡散されると、日本国内で「中国人は民度低いな」「負け惜しみ大国」「中国人の負け犬の遠吠え」といった声が挙がっている。
なおこの一戦では、中国代表によるラフプレーが問題に。18分、自陣敵陣ペナルティエリア脇で南野に足裏のスライディングタックルを仕掛けて倒すと、38分にはロングボールの競り合いでDF板倉滉(ボルシアMG)の顔面に肘打ち。後半にも、自陣左サイドで久保の膝に身体を入れて弾き飛ばしていただけに、同国代表への批判が相次いでいた。