サッカー欧州各リーグの2024-2025シーズンが始まったが、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズもいよいよ始まる。多くの日本人選手も出場する今シーズンは、大会形式も大きく様変わりし、これまで以上に興味深いシーズンになることは間違いない。そこで今回はこれまでのUEFAチャンピオンズリーグで、最も出場回数が多いのはどのチームか、ランキング化してみたい。
【海外サッカーデータ】5大リーグの日本人選手所属数ランキング
まずは、6位-10位まで。
【6位―10位】
6位: ユベントス
(イタリア/出場回数 32回)
7位タイ: アンデルレヒト
(ベルギー/出場回数 30回)
7位タイ:セルティック
(スコットランド/出場回数 30回)
9位:ツルヴェナ・ズヴェズダ
(セルビア/出場回数 29回)
10位:ガラタサライSK
(トルコ/出場回数 28回)
続いて、上位5チームを5位からお届け。
5位:バイエルン・ミュンヘン (ドイツ/出場回数 33回)
4位:アヤックス (オランダ/出場回数 36回)
3位:ディナモ・キーウ (ウクライナ/出場回数 36回)
ウクライナにおいて常に優勝候補と目される強豪チーム。UEFAチャンピオンズリーグでも、70年代から90年代にわたって3度ベスト4まで進出している。中でも1998-99シーズンではランス(仏)、アーセナル(英)、パナシナイコス(希)と同組のグループEを首位で通過。準々決勝ではレアル・マドリード(西)相手に、アウェーのファーストレグで1対1と善戦すると、ホームでのセカンドレグは、2対0と快勝。合計3対1で、大金星を挙げている。
2位:ベンフィカ (ポルトガル/出場回数 41回)
ポルトガルの名門ベンフィカは、チャンピオンズカップ時代の1960-61シーズンに決勝進出。当時5連覇を達成していたレアル・マドリードを破ったバルセロナ(西)を相手に、3対2で勝利。レアル・マドリード以外に優勝した初のチームとなった。翌1961-1962シーズンにはエウゼビオを擁する強力布陣で、準決勝でトットナム(英)を破ると、決勝ではレアル・マドリード相手に5対3で勝利。みごと2連覇を達成した。
1位:レアル・マドリード (スペイン/出場回数 43回)
サッカー界の「白い巨人」レアル・マドリードは、ラ・リーガのみならず、UEFAチャンピオンズリーグにおいても、圧倒的な強さを示してきた。リーグ創設初年度(チャンピオンズカップ時代)の1955-1956シーズンからいきなり5連覇を達成。その後も1965-1966にも6度目の優勝。その後、しばらく機会に恵まれなかったレアル・マドリードが再び頂点に立つのが32年後の1997-1998シーズン。ロベルト・カルロス、セードルフ、シューケルらを擁し、準決勝でドルトムント(独)を破ると、決勝ではジダン、デシャン、デル・ピエロらを擁するユベントス(伊)と対戦し、ミヤトビッチのゴールが決勝点となり、32年ぶりの戴冠となった。その後も多くの勝利を積み重ね、出場43回、優勝15回という前人未到の成績を残している。前回2023-2024シーズンも、準決勝でバイエルン・ミュンヘン(独)を降すと、決勝ではドルトムントを2対0で破り優勝。今シーズンも優勝候補として、その強さを発揮していくことだろう。