レアンドロ・ダミアン 写真:Getty Images

 元川崎フロンターレ所属、ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、2024年7月にブラジル2部コリチーバを退団してフリーに。同国1部SCインテルナシオナルへの復帰が取り沙汰されていたが、ここに来てJリーグ再挑戦の可能性が報じられている。

 2023シーズン終了後に川崎を退団したダミアンは、2024年2月にコリチーバへ加入。母国での完全復活が期待されたが、2024シーズンのブラジル2部リーグ戦でスタメン出場10試合も1ゴールと結果を残せず、シーズンなかばでチームを離れている。

 そんなダミアンの去就を巡っては、ブラジルメディア『Revista Colorada』が7月17日に代理人の話として「数日以内の選手本人と会い、今後について話し合う予定だ。オファーは届いていない」とリポート。31日には「ダミアンはインテルナシオナル復帰を望んでいる。コリチーバ退団後、リオグランデ・ド・スル州のポルトアレグレでトレーニングに励んでいる」などと、古巣クラブに売り込みがあった可能性を伝えていた。

 しかしブラジルメディア『Bola Vip』は9月5日、ブラジル国内の移籍期間が2日で終了したことを紹介した上で、「元アルゼンチン代表FWルーカス・アラリオはインテルナシオナル退団が噂されていたが、残留することが決定」と、インテルナシオナルにとって前線が補強ポイントでなくなった現状をリポート。

 ダミアンの今後について「インテルナシオナルからの正式オファーはなかったが、すでに海外クラブからオファーが届いている。複数のJリーグクラブもダミアンの獲得を狙っている」と綴っているが、クラブ名は明らかにしていない。

 川崎退団後、浦和レッズや北海道コンサドーレ札幌、横浜FC、中国1部・上海海港の公式インスタグラムアカウントをフォローしていたダミアン。2024シーズンのJリーグ追加登録期限が9月6日までであるため、来季を見据えて水面下で動いているかもしれない。