アントニー・マルシャル 写真:Getty Images

 フラメンゴ(ブラジル1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)を退団したフランス代表FWアントニー・マルシャル(28)の獲得に興味を持っているようだ。

 オリンピック・リヨンでプロキャリアをスタートさせたマルシャルは、モナコでのプレーを経て2015年夏にユナイテッド入り。2022年1月から半年間はセビージャへのレンタル移籍を経験すると、昨季は公式戦19試合で2ゴールという成績に終わった。

 フランス代表としても30キャップを誇るマルシャルだが、契約満了に伴い昨季限りでユナイテッドを退団。欧州5大リーグの移籍市場も閉幕したなかで、現在も無所属の状態が続いている。

 そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ブラジル代表FWペドロがじん帯断裂の大怪我を負ったフラメンゴがその代役として関心を持っているマルシャルに接触した模様。フランス人ストライカーは将来についていくつかの選択肢を検討しているなかでのアプローチだという。

 なお、ブラジル代表として6試合1ゴールを誇るペドロはフルミネンセでプロデビューをスタートさせると、フィオレンティーナでのプレーを経て、2020年1月にレンタルでフラメンゴへ加入。以降はチームの主砲としての地位を確立しており、今季もここまでリーグ戦21試合で11ゴール5アシストを記録するなど、公式戦通算259試合で132ゴール31アシストを記録している。