かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元スペイン代表選手に続々と動きが。9月5日になってMFアンドレス・イニエスタに現役引退の可能性が報じられるなか、MFフアン・マタがオーストラリア1部ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCへ加入する模様。浦和レッズからオークランドFCへ完全移籍した元日本代表DF酒井宏樹らとの直接対決が期待される。
現在36歳のマタは、2023年9月に神戸へ加入もリーグ戦わずか1試合の出場に終わり、わずか4カ月で退団。2024年1月に日本代表MF久保建英擁するレアル・ソシエダやセビージャ、バレンシアとの接触が報じられたが、進展はなかった。
一方で本人は5月、古巣マンチェスター・ユナイテッドの公式インタビューで「次どこでプレーするか、考えているところだ」と現役続行を明言。その後にアメリカ・サンディエゴFC加入の可能性、スペイン2部レアル・オビエドとの交渉、豪州1部新規参入のオークランドFCで酒井とチームメイトになる可能性が取り沙汰されていたが、欧州の移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏が5日になって「マタはワンダラーズFCへ移籍する」と報道。同選手は豪州1部リーグ優勝を目標に掲げているという。
ワンダラーズFCは、小野伸二氏やMF髙萩洋次郎(アルビレックス新潟シンガポール)、FWミッチェル・デューク(町田ゼルビア)、FW小川慶治朗(横浜FC)の古巣。過去に1度リーグ優勝を成し遂げたが、2023/24シーズンは首位から勝ち点18差の7位に終わっている。