守田英正 写真:Getty Images

 ポルトガル1部スポルティングCP所属MF守田英正は、2024年9月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表に招集。代表チームでの活動における長距離移動について私見を述べている。

 MF遠藤航(リバプール)とともに、5日に行われる中国戦でのスタメン出場が予想されている守田。ポルトガルメディア『フラッシュスコア』が4日に伝えたところによると、同選手は日本代表合流後に「僕もそうだが、ひとりの選手として全試合でプレーしたいし、それで毎回チームの勝利に貢献できれば嬉しい」と意気込みを語ったという。

 一方、最終予選でもポルトガルから日本、日本から中東など、飛行機での長時間移動が付きものだ。それだけに、守田は「最終予選は怪我や長距離移動によりパフォーマンスが落ちる。良いコンディションで臨めるよう、まずは自分のことに集中したい。自分ひとりで成し遂げられることには限界があるが、さらに上を目指したい」と、コンディション調整に集中する姿勢も覗かせたという。

 日本代表招集による長距離移動を巡っては、MF久保建英(レアル・ソシエダ)が2023年10月の国際親善試合カナダ戦を前に、所属クラブでの連戦やスペインから日本への移動に対して「正直きつい」と漏らしたことで注目を集めていた。

 またMF伊東純也(スタッド・ランス)は2023年11月、所属クラブの会見で「日本からフランスへ帰って来た時は少しキツイですけど、ある程度慣れているので大丈夫です」と淡々とコメント。守田は2023年11月の代表招集時に「(長距離移動について)それが代表というものだと思う」と、以前からパフォーマンス低下の原因を長距離移動に求めない姿勢を打ち出していた。