米Palo Alto Networks(パロアルトネットワークス)の日本法人は、本年度(2025年7月期)の重点戦略として、中小企業への販売を強化する方針を打ち出しています。実現に向けて、現在、約400社のパートナーを3年で1200社まで拡大させるほか、パートナープログラムの刷新などを行うとしています。

 顧客の大半が大手企業である同社が中小企業の開拓に乗り出す背景には、サプライチェーンセキュリティーを強化する重要性が高まっているためです。会見後、同社エコシステム事業本部の鈴木康二・事業本部長は「新しい挑戦になるため、難しい部分も出てくると思うが、いろいろな施策を展開して、中小企業のお客様に製品を届けていく」と話していました。

 会見では、同社が従業員50~499人の企業を対象に実施したセキュリティーに関する調査結果も発表されました。セキュリティー製品を購入する際、重視するポイントでは、「性能の高さ」「運用コスト」「管理のしやすさ」が上位を占めました。「購入コスト」よりも製品の品質を重視していることが明らかになり、意外な結果だなと思いました。(岩田晃久)

提供元・BCN+R

【関連記事】
乗り換えたい新料金プラン、1位はNTTドコモの「ahamo」
【申請編】マイナンバーカードを作ろう! 自撮り向きスマホで顔写真を撮って申請
マスクの一時置きにピッタリ! 抗菌・おしゃれな「マスクケース」まとめ
改悪続くクレカの還元 キャッシュレス決済の本命は即時決済?
デキる人はこう使う! ビデオ会議で差がつく「Zoom」の超便利テクニック