仕事とプライベートの時間は、できるだけ分けられるのが理想だろう。しかし退勤した後や休日につい仕事のことを考えてしまうという人は多いようで、ネット上では「退勤後に仕事を心配することが多くて辛い」というコメントが話題になっていた。同様な悩みを抱えている人の声や、そんな悩みに対するアドバイスが寄せられていたので、詳しく見ていこう。
ポジティブに捉えるのが大事?
仕事の心配とはどのようなものかというと、「あれちゃんとやったかな?」「あれ伝えておいた方がいいかも」などといったもの。実際に不安になり、休みの日に後輩や部下に電話してしまうという声もあがっていた。
このような「心配系」のことを考えてしまう人に対して、「不安になるかもだけど、そもそも大丈夫なことがほとんどなんだから、割り切りが重要」「休みの日に仕事をするなら分かるけど、不安だけ感じても何も生産性ないでしょ」といった声が寄せられていた。また「こんな上司は嫌すぎる。オフの時間は緊急時以外は連絡しちゃダメだよ」「休みの日や退勤後に連絡されたら迷惑だよね」と指摘する声もある。
不安にならないためのアドバイスとしては、「チェックリストを作っておいて、退勤前に確認すれば心配は消えるよ」「休みの日は一切仕事のことを考えない代わりに、休み明けに少し早く開始するって決めるだけで気持ちが楽になるんじゃないかな」などのアイデアが。
せっかく長い時間仕事のことを考えていたとしても、生産力が落ちてしまっては意味がない。いずれにせよ、過剰に心配しすぎるのも良くないといえるだろう。一方で「楽しく考えられるなら、社会人としてはいいことかも」という意見も。例えば、買い物中に「これ仕事につかえそう!」と思いつくようなパターンがあるだろう。「心配するのはマイナスだけど、アイデアを出すのは楽しいしプラスでしょ」などの声があげられている。
休みの日に仕事のことを考えてしまうのは、経営者も同じ。しかし多くの経営者は「ポジティブなアイデアを出すためにも、うまく切り替えるようにしてる」「関係ないところからアイデアが出てくるから、逆に仕事のことを考えないつもりで過ごすくらいが丁度いい」というように、仕事のためにあえてオフに集中している人も多いようだ。
退勤後や休日に仕事のことを考えてしまうのは悪いことばかりではないが、ネガティブな感情に陥ってしまうと日々が辛くなってしまう。まずはポジティブにオンオフの切り替えに挑戦してみてもいいかもしれない。(フリーライター・井原亘)
■Profile 井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
提供元・BCN+R
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