カゼミーロ 写真:Getty Images

 ガラタサライ(トルコ1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するブラジル代表MFカゼミーロ(32)の獲得に興味を持っているようだ。

 高いボール奪取能力を武器にレアル・マドリード時代にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに貢献してきたカゼミーロは、2022年夏にユナイテッドへ移籍。初年度から中盤の門番として君臨すると、昨季は負傷などもありながら、最終的に公式戦32試合に出場した。

 『ESPN』によれば、直近のプレミアリーグ第3節のリバプール戦では2失点に絡んだカゼミーロに対して、ナポリ(イタリア1部)からナイジェリア代表FWビクターオシムヘンの獲得に迫っているガラタサライが獲得候補に含めたという。欧州5大リーグの移籍市場はすでに閉じているが、トルコの移籍市場は9月13日まで開いている。

 ユナイテッドは昨季限りで高給取りだっやフランス代表FWアントニー・マルシャルと元フランス代表DFラファエル・バランが契約満了に伴い退団。イングランド代表MFジェイドン・サンチョをチェルシー(イングランド1部)にローンで放出するなど、給与削減に取り組んでいるようだ。

 なお、ユナイテッドは今夏にパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテを獲得。それに伴い、今夏にサウジアラビアのクラブが関心を示しながらも、実現しなかったブラジル代表MFにライバルが現れる格好となった。