2020年は動画広告の活用の幅が広がった

続いて市場規模推計・予測を、広告商品別に示したのが下のグラフだ。

(画像=MarkeTRUNKより引用)

出典:サイバーエージェント、2020年国内動画広告の市場調査を発表

各広告商品の概要は下記の通りである。

  • インストリーム広告…動画サイトやSNSなどで、動画が流れる画面に表示される動画広告
  • インフォード広告…閲覧中のWebサイトやアプリで、コンテンツとコンテンツの間(例:ニュースサイトの記事のサムネイルとサムネイルの間)に表示される動画広告
  • インバナー広告…ポータルサイトなどで、コンテンツの周囲にある広告枠に表示される動画広告

インフィード広告が昨年対比1.15%で最も成長率が高い予測となっている。動画広告の活用の幅も広がったようだ。これまでは商品・サービスの認知拡大・興味喚起などに動画広告が使われることが多かったようだが、2020年は販売を直接促進するための広告商品の需要も高まったという。

2020年はコロナ禍での巣ごもり消費の需要の高まりとともに、動画広告の需要も高まった年であった。今後も業界全体で魅力的な動画広告の提供が行われることで、より市場が拡大していくことが予測されている。

提供元・MarkeTRUNK

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