パリオリンピックに出場したU-23日本代表でJ1リーグの京都サンガに所属するMF川崎颯太。デンマーク1部オールボーからの獲得オファーが届くも移籍は決まらなかったことが多数の報道機関で発表された。
ボール奪取能力に長けた京都の中心選手である川崎に対しては、デンマーク市場が閉鎖するギリギリのタイミングでオファーが届いたようだ。同リーグのブレンビーに所属するFW鈴木唯人のステップアップも実現しなかったことから、この移籍オファーに対してはネット上で懐疑的な意見が多数寄せられた。
「鈴木唯人がステップアップできてないからな。条件次第ではあるが移籍に慎重になるのは正解だと思う。オランダやベルギーからオファーあるならそちらの方がいいだろうし」「本当に実力認められたら佐野海舟(マインツ/ドイツ1部)みたいにJから直接5大リーグに行けるわけで」「だいたいデンマークリーグのMVPのアレクサンダー・ショルツ(アル・ワクラ/カタール1部)がJリーグに来ちゃってたもんね」「ギリギリのオファーでメディカルとか間に合うのか」
一方で「デンマークリーグからは最近2000万ユーロ超えの移籍も出てきている様に、欧州での評価はJリーグより上です」「レベル的にはステップダウンだが欧州の市場に乗れるというのは大きいよね」と、移籍がまとまらなかったことを惜しむ意見も見られた。
川崎本人はヨーロッパ移籍を希望しているということもあり、9月6日まで市場が開いているベルギーリーグへの移籍の可能性も未だ残されているため、状況は注視されている。