クリスタル・パレス所属MF鎌田大地は、2024年9月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表に招集。5日に中国戦を控えるなか、プレミアリーグや日本人対決に関する同選手の発言が再び注目を集めている。
鎌田と言えば、2024年夏に自身のYouTubeチャンネルを開設したことで話題に。クリスタル・パレス加入により、プレミアリーグでMF遠藤航(リバプール)、MF三笘薫(ブライトン)、DF冨安健洋(アーセナル)、DF菅原由勢(サウサンプトン)と対決する可能性について「ドイツの時もかなり聞かれたけど、日本人対決する前に『どうですか?』と。正直、日本人対決に何とも思わない」と、淡々と回答。
フランクフルト時代、日本メディアから必要以上に“日本人対決”を煽られたことを振り返るとともに、「日本人対決よりも、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リバプールと対戦するのが楽しみ。これ以外の世界4大リーグのビッグクラブとは対戦しているし」などと、ビッグクラブとの対戦を待ちわびている。
また8月下旬に「ABEMAスポーツタイム」で放送されたインタビューでは、対戦したいクラブを訊かれると、「シティ、ユナイテッド、リバプール、チェルシーは欧州4大リーグでビッグクラブと言われて、かつまだ対戦したことがないチームなので。あまり強いチームとやるのは好きじゃない。ボールを持てないし、ずっと走らされるばかりなので。でもやってみないと分からない。そのあたりは楽しみ」とコメント。YouTubeチャンネルを通じて述べた発言の内容とほぼ一致しているが、一部否定的な見解も含まれている。
フランクフルト時代にオリバー・グラスナー監督のもと、バイエルン・ミュンヘン、バルセロナなどビッグクラブとの対戦で大仕事を成し遂げてきた鎌田。恩師との再会で完全復活が期待されるだけに、プレミアリーグの舞台でも番狂わせを起こすかもしれない。