板倉滉 写真:Getty Images

 ドイツ1部ブンデスリーガ第2節で、日本代表DF板倉滉とFW福田師王が所属するボルシア・メンヒェングラートバッハは、現地時間8月31日にボーフムと対戦し2対0で勝利した。

 この試合で先発フル出場した板倉は、前節バイエル・レバークーゼン戦(2-3)での終了間際のPK献上を払しょくするかのように、守備の中心選手として奮闘しクリーンシートに大きく貢献。ドイツメディア『Kicker』のベストイレブンにも選ばれた。

 移籍期間中には、オランダ1部の強豪PSVアイントホーフェンへの移籍が取り沙汰されていた板倉。そのことを踏まえてか、同試合での活躍にサポーターからは安堵のコメントが届けられた。

 「幸いなことに板倉は残ってくれました」「コウはディフェンスにとってとても重要だ。彼を残留させたのは良いことだ」「コウはDFラインで防波堤となり活躍した」「コウはゆっくりだけど確実にしっかりと守備のボスになってきている」「とても誇りに思う!コウが残留してくれたことは本当に嬉しい」「コウをキープしたのは絶対に正しい判断だ」

 福田はベンチ外だったこの試合で、板倉のデュエル勝利数はチーム最多の12回、勝率は80%を記録し、まさにゴール前での防波堤となっていた。守備陣を支えるまでに成長した日本代表DFの活躍でチームがどこまで浮上するのか、第3節以降の活躍にも期待したい。