スコットランド1部セルティック所属MF旗手怜央は、2024年9月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表に招集。森保ジャパンでのスタメン奪取が期待されるなか、セルティックOBが同選手の過去を語っている。
旗手は2021シーズン終了後に川崎フロンターレからセルティックへ完全移籍。加入1年目からアンジェ・ポステコグルー監督のもとで出場機会を得た一方、負傷に悩まされる時期もあった。それでも2022/23シーズンはリーグ戦32試合の出場で6ゴールをマーク。MFマット・オライリーのブライトン移籍に伴い、今季は中盤センターにおける絶対的レギュラーとしての活躍が見込まれる。
そんな旗手には、セルティックOBのフランク・マカヴェニー氏も期待している模様。英メディア『フットボール・インサイダー』が9月2日に伝えたところによると、同氏は以下のようなコメントを残したという。
「彼はセルティックで最高の選手だ。調子が良い時はオライリーよりも優れていたと思うが、彼は怪我であまりプレーできなかった。セルティック加入当初、ポステコグルー監督が彼をあまりにも多くの試合で起用しすぎて、問題を抱えていた。ほとんど休めなかったし、それが怪我に繋がった可能性もある」
また同メディアは、旗手がセルティック残留に落ち着いたことも紹介。セルティックと2028年6月までの複数年契約を結んでいる同選手には、レスター・シティなど3クラブからのオファーが報じられていたが、セルティックはオライリーをブライトンへ放出していたこともあり、これらのオファーを却下。記事では「旗手残留は、セルティックにとって正しい決断だ」と綴られている。