京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO」は、都市養蜂に触れることでSDGsを学ぶという見学ツアーの予約受付を開始しました。
同ホテルは、2021年5月から施設屋上に巣箱を設置。セイヨウミツバチを飼育し、都市養蜂にチャレンジしています(U-NOTEでの紹介記事はこちら)。
都市養蜂プロジェクト
このツアーは、9月5日(木)から10月31日(木)までの毎週火曜日と木曜日に実施され、生物多様性に関心を持ってもらうことを目的としています。
見学ツアーでは、都市養蜂に関する基礎知識やミツバチの生態についての座学を実施。
その後、貸与された防護服に着替えて、実際にホテルの屋上に設置された巣箱を見学します。普段はスタッフが世話をしているミツバチの生態を間近で観察できるといいます。
ミツバチの役割と都市養蜂の意義
ミツバチは、植物の受粉に重要な役割を果たすことで、多くの作物の生育には欠かせない存在。このツアーは、ミツバチの重要性や都市養蜂の意義を参加者に伝えようという取り組みです。
京都駅前の同施設に設置された巣箱で飼育されるミツバチは、実際に京都市内の植物の受粉に貢献しているようです。
また、このプロジェクトで採取したはちみつは、瓶詰めとして販売されているほか、ホテル内レストランでも味わえるといいます。
ツアーの詳細
ツアーは各回5人までの定員制、参加費は3,000円(税込)です。ツアーでは、防護服や長靴が貸し出され、屋上での見学などを行います。都市養蜂に関する事前学習用のノートや、プロジェクトで採取された「THOUSAND HONEY」35gが提供されます。
予約は開催日の1週間前まで可能ですが、雨天の場合は中止となります。ツアーに参加するには、蜂毒アレルギーがない、13歳以上の人が対象です。
<参照>
SDGsを学ぶ “都市養蜂見学ツアー” 予約受付を開始 京都駅前のホテルで育むミツバチの観察や巣箱の見学も