所得税:約810,000円
住民税:約630,000円
健康保険:約500,000円
厚生年金:約710,000円
雇用保険:約60,000円
介護保険:約90,000円

これらを差し引くと、手取り額は約720万円になります。

先取り貯金と投資で備えよう

年収1,000万円を達成するにはそれなりの努力が必要。頑張ったのですから、趣味や食事、旅行などゆとりのある生活を楽しみたいものです。

ただし、「年収1,000万円」がいつまでも続くわけではありません。老後に生活水準を落とすのはとても大変。稼ぎがあるうちに先取り貯金と投資で潤沢な資産を形成しておきましょう。

たとえば新NISAなら、積み立て投資枠と成長投資枠で、あわせて月30万円投資できます。 月30万円積み立てた場合、20年後に資産は9,800万円超まで膨れ上がります(利回り3%)。

文・岡本一道(政治経済系ジャーナリスト)
日本の国内メディアと海外メディアの両方でのジャーナリスト経験を経て、現在は国内外の政治・経済・社会・文化など幅広いジャンルにおけるトピックスで多数の解説記事やコラムを執筆。ニュースメディアのコンサルティングなども手掛ける。

(2024年04月17日公開記事)